現代の名工『富永和博』
技能功績
- 旧大村藩の武家屋敷復元工事など史跡復元に尽力。
- 大村市から受注した伊勢町公園の設計では、公園内に地表から水を吹き上げたり、時には霧に変化する趣向を凝らした噴水装置を考案するなど、地域のオアシスとして親しまれている。
- 県立大村城南高等学校や大村市シルバー人材センターで講師を務めるなど、後進の指導にあたっている。
掲載記事
経歴
昭和17年 | 3月25日生 |
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昭和34年 | 県立大村園芸高校 (現大村城南高校)卒 服部松樹園へ研修員として入社、 以後埼玉県立与野高校実習助手、 川口市立花木植物園技師を経て |
昭和48年 | 緑樹苑(株式会社アートグリーン緑樹苑となる)へ |
昭和63年 | 代表取締役、現在に至る |
平成13年 | 厚生労働省選定・卓越技能者 「現代の名工」を受賞 |
平成18年 | 黄綬褒章を受賞 |
資格
- 長崎県造園技能検定員
- 街路樹剪定士指導員
- 造園工事基幹技能者(一級技能士)
- 造園管理技能者(一級造園施工管理技士)
それはイメージのスケッチから始まる。
庭園を作る際には、依頼主と家族構成や敷地内に作りたい庭のイメージなどを話しながらスケッチを描きます。スケッチと言っても単に石や樹木などの配置を示すだけでなく、具体的な完成図をイメージしながら描いています。今でこそコンピュータ・グラフィックによる図面作りは可能ですが、父の代の頃にはそんなことをする人はほとんどいなかったでしょうし、今でも少ないと思います。ITの時代といわれても、私は自分の手で完成予想図をスケッチして、お客さんに示すようにしています。私自身絵を描くことが好きですし、こうすることによってお客さんにも完成する庭園のイメージがわかりやすくなるからです。
講習
街路樹剪定講習会 主催 日本造園建設業協会
平成12年度より九州各県にて開催
- 福岡県(福岡市・北九州市・久留米市)...4回
- 熊本県(熊本市内)...2回
- 鹿児島県(加治木市)...3回
- 宮崎県(宮崎市)...2回
- 大分県(大分市)...1回
- 佐賀県(唐津市・佐賀市)...3回
- 長崎県(大村市・佐世保市・松浦市)...3回
造園入門 主催 長崎県シルバー人材センター連合会
平成 9年(1998年)
長崎県 長崎市・諫早市・佐世保市・大村市
[内容] 植木剪定 ・ 小庭園づくり ・ 竹垣作成
認定訓練講習会 主催 日本造園建設業協会長崎支部
平成 11年(2000年)
- 石組、滝組講習
- 茶庭の作庭
技能検定講習会
平成 6年より毎年実施
講座 長崎県立大村城南高等学校
造園技術 環境デザイン科1~3年
[内容]石組工法・作垣作成・造園図面の表現と描法・ガーデニング・飛石とアプローチ
講演 : 長崎県立教頭会研修会
平成 15年(2003年)
[内容] 人と自然、造園との出逢い
講演 : 長崎市緑化フェア 長崎元気塾主催
[内容] 近代公園づくりの先駆者 長岡安平
講集会 : 園芸講座 (6回シリーズ) 大村市中地区公民館
[内容] ガーデニング講習